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ごこちデンタルクリニック

広島市中区小町3-22 マスダビル3F

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症例 

歯周組織再生療法

歯周病治療 

歯周病は国民全体の8割に存在するともいわれる、ごく一般的な病気です。しかし、その多くは自覚症状がなく、病気にかかっていることに気が付いていない場合がほとんどです。歯茎から出血する、歯がしみる、歯がグラグラする、口臭が気になるといった症状がある場合、歯周病の可能性があります。

歯周病の進み方

歯周病は、磨き残した歯の根本の歯垢(プラーク)から始まります。歯垢は食べかすではなく、生きた細菌の固まりです。歯周病の進行度合は主に次の4 段階で示すことができます。

【歯周疾患の進行】
①歯肉炎
・・・歯周病の初期段階です。歯の根本や歯と歯の間に磨き残した歯垢(プラーク)があると、歯垢に接触している部分の歯肉が腫れて出血しやすくなります。
②歯周炎(軽度)・・・腫れた歯肉には、細菌や細菌の出す毒素が入り込み、炎症により骨を溶かし始めます。
③歯周炎(中等度)・・・歯周病によって、歯の根の長さの半分近くにまで歯槽骨が溶けた状態を中等度の歯周炎といいます。
④歯周炎(重度)・・・歯の根の長さの半分以上溶けた状態を重度の歯周炎といいます。歯を支持する骨が少なくなると、支えが効かなくなり歯はグラグラと動揺し、やがて抜け落ちてしまいます。

歯肉炎は、小さな子どもでもみられます。通常、慢性歯周炎とも言われ、歯肉炎を放置した結果、30 代後半くらいから始まります。希に、乳歯列期など20 歳未満でも重症化する急速破壊性歯周炎などもみられます。

歯肉炎や初期の歯周炎であれば、ブラッシングや歯石を除去することで治癒が望めますが、それ以上に歯槽骨が吸収してしまった場合、歯周組織再生療法の適応症となることがあります。

歯周組織再生療法のひとつのエムドゲイン法は、露出した歯根面にエムドゲインゲルを塗布する方法です。比較的狭く深く骨が失われている骨吸収形態に用いられます。ちなみに、エムドゲインゲルの主成分「エナメルマトリックスデリバティブ」は、子どもの頃、歯が生えてくる時に重要なタンパク質の一種です。

丸印の箇所に歯周病による骨吸収が認められました(術前)

術前に見られた歯槽骨の吸収は歯周組織再生療法(エムドゲイン®法)を行う事で改善が見られました。

歯周病以外の病気全般にも言えることですが、歯周病もまた、早期発見・早期治療が大切です。その歯周病治療には、再生

療法という手段もあることを知ることで治療の可能性も広がります。

 

治療費用

歯周組織再生療法(エムドゲイン) 54000円/1-2歯

施術時間 約1-2時間程度

 

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