歯が溶ける『酸蝕症』とは・・・
スタッフブログ
『酸蝕症(さんしょくしょう)』とは酸性の飲食物を慢性的に摂取し続けることで、唾液による修復が間に合わず、歯の表面が溶けてしまう歯の病気です。唾液には酸で溶かされたカルシウムを再び元に戻す(再石灰化)と虫歯になりやすい状態になった口の中を元の戻す(緩衝能)があり、常に口腔内が酸性になり、唾液の持つ再石灰化と緩衝能が機能しなくなると酸蝕症を引き起こすことがあります。
症状として、冷たいものがしみる、虫歯のような痛みがある、象牙質が露出し、歯が黄ばんでくる などの症状がでることがあります。
このような方はリスクがあります
①健康のために毎日黒酢飲料を飲んでいる
②毎日グレープフルーツ、オレンジ、レモンを食べる
③水やお茶よりもスポーツドリンク・炭酸飲料を飲むことが多い
④過食症・拒食症のため嘔吐を繰り返している
予防として・・・
①酸性飲食物を食べた後は、水やお茶でお口をすすぎましょう
②フッ素入り歯磨き粉やジェルなどで歯質を強化しましょう
③硬い歯ブラシでゴシゴシ磨くと、余計に歯が削れてしまいますので、軟らかめの歯ブラシでやさしくブラッシングしましょう
酸蝕症が気になる方は、お気軽にご相談ください。
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